10月中旬 坂本の曳山車

さかもとのひきやま

鎮守鳴谷神社に伝わるこの神事は、山車を曳いて神思に感謝する行事です。
大貝戸と坂本からそれぞれ山車が出され、多くの参拝客でにぎわいます。
その際に坂本の山車の二階で演じられるお囃子は、いなべ市の無形民族文化財に指定されています。坂本の山車は、滋賀県の長浜の山車を模して、明治15年ごろ長浜の宮大工・桐山弥七が作成しました。

場所:鳴谷神社(いなべ市藤原庁坂本81)




◆鳴谷神社について◆
藤原岳登山口の近くにある、伝統と歴史のある神社です。
平安時代の大同2年(807年)、伝教大師が現在の聖宝寺の前身である観音堂を建立したときに、その守護神として祀られたと伝えられ、祭神は大山咋神(おおやまのいくのかみ)です。
境内には巨木が多く、いなべ市指定天然記念物の社叢(杉が6本、イロハモミジ、モミ、ツブラジイ、イチイガシが各一本ずつ)があります。

名称: 10月中旬 坂本の曳山車
所在地: (地図)