篠立の風穴は、昭和52年3月28日に三重県の天然記念物に指定されました。この洞穴は、石灰岩中にできたトンネルが侵蝕されてできています。 そのため洞内には、石筍や石柱などの鍾乳石がみられます。 また、洞穴内で冬眠や出産をするキクガシラコウモリや、このコウモリの糞などを餌とする洞穴性の希少生物のイセカマドウマやウエノホラケヤスデが、外界から閉ざされた静寂な環境の中で営々と生息しています。 この風穴は、地質学的にも生物学的にも非常に貴重なものです。いつまでも地域の文化財を自然の状態で後世に残すために、人為的な環境の変化を極力避けています。
篠立の風穴は、昭和52年3月28日に三重県の天然記念物に指定されました。この洞穴は、石灰岩中にできたトンネルが侵蝕されてできています。
そのため洞内には、石筍や石柱などの鍾乳石がみられます。
また、洞穴内で冬眠や出産をするキクガシラコウモリや、このコウモリの糞などを餌とする洞穴性の希少生物のイセカマドウマやウエノホラケヤスデが、外界から閉ざされた静寂な環境の中で営々と生息しています。
この風穴は、地質学的にも生物学的にも非常に貴重なものです。いつまでも地域の文化財を自然の状態で後世に残すために、人為的な環境の変化を極力避けています。