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『鳴谷神社』の猿のいわれ

「鳩は八幡様 鹿は春日様 狐はお稲荷様 山王さまは猿」といって、共に神様のお使いとして大切にされてきました。

『鳴谷神社』では、この神猿を「マサル」といって「魔が去る」とか「勝る(何よりも優れて美しいもの)」をもつ正義の表象として伝えられてきたといいます。

さらに、2対の狛猿の座っておられる台座には「見ざる・聞かざる・言わざる」が象(かたど)られており、さらに恨みや怒りなどを「思わざる」という山王神道の基礎となる教えで、数百年経った今でも少しも変わらない教訓となっています(『鳴谷神社』は明治以前は日吉山王社と申し上げていたとのことです)。

さらに言えば、「良いものを見・良いことを聞き・良いことを実行する」という真理が秘められているとのことです。

『鳴谷神社』

住所 三重県いなべ市藤原町坂本松原83番地