石造宝篋印塔【東林寺】

せきぞうほうきょういんとう

東林寺は養老山地の北のふもとにあります。
神亀年間(724~729年)に、行基菩薩が開祖開山したと伝わっています。
御本尊は奈良時代(710~794年)に作られた聖観世音菩薩で、元旦と縁日の年2回しか開かれません。

文化財の宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、本堂の西側にあります。
鎌倉幕府の執権北条時宗の姪(土岐頼貞の妻)を供養するために作られた石塔です。土岐頼貞は美濃の守護でした。
塔の高さは85cm、「貞和四年二月一日浄心妙因」と刻まれています。


古より、自然にとけこむ静けさがあり、心静まる禅寺です。

アクセス三岐鉄道北勢線阿下喜駅より9.9km。バス川原行川原分校跡下車徒歩10分。

名称: 石造宝篋印塔【東林寺】
所在地: (地図)