光蓮寺の本尊。昭和54年に県文化財の指定を受けた木造の坐像です。 平安後期に作られたと伝わっています。作者ははっきりしておらず、不明とも行基ともいわれています。 桧材寄木作で、彫眼です。 像の高さは89.4cmの結跏趺座(けっかふざ;座禅の時の座り方)で、円満安産の相です。 衣文の彫りは浅く流れるような線で彫られています。肉髻珠(にくけいしゅ;仏頭ともいい、頭にあるぼこぼこした部分のこと。二段になっている)や、百豪(びゃくごう;眉間にある光を放つ珠玉のこと)は水晶が使われています。顔は丸顔で温和。平安朝様式をよく伝えています。台座は後の時代に補われました。 臨済宗妙心寺派笹笠間山光蓮寺は、天平8年(736年)僧 行基の開祖と伝わっています。 アクセス:三岐鉄道大安駅より徒歩15分
光蓮寺の本尊。昭和54年に県文化財の指定を受けた木造の坐像です。
平安後期に作られたと伝わっています。作者ははっきりしておらず、不明とも行基ともいわれています。
桧材寄木作で、彫眼です。
像の高さは89.4cmの結跏趺座(けっかふざ;座禅の時の座り方)で、円満安産の相です。
衣文の彫りは浅く流れるような線で彫られています。肉髻珠(にくけいしゅ;仏頭ともいい、頭にあるぼこぼこした部分のこと。二段になっている)や、百豪(びゃくごう;眉間にある光を放つ珠玉のこと)は水晶が使われています。顔は丸顔で温和。平安朝様式をよく伝えています。台座は後の時代に補われました。
臨済宗妙心寺派笹笠間山光蓮寺は、天平8年(736年)僧 行基の開祖と伝わっています。
アクセス:三岐鉄道大安駅より徒歩15分